ユーザー概要
Paideia LMS は、2つの異なるロールシステム(システム全体のロールとコース固有の登録ロール)を持つ包括的なユーザー管理システムを備えています。この二重ロールシステムにより、プラットフォーム全体で柔軟な権限設定が可能になります。
システム全体のロール
Section titled “システム全体のロール”users コレクションで定義されている6つのシステム全体のユーザーロール:
admin- プラットフォーム全体へのフルアクセス、すべてのユーザーとシステム設定を管理可能content-manager- コースの作成とコンテンツの管理が可能analytics-viewer- レポートと分析への読み取り専用アクセスinstructor- コースとアクティビティモジュールの作成が可能student- 新規ユーザーのデフォルトロールguest- (近日公開) 未認証ユーザーの限定的なアクセス権限
これらのロールはプラットフォームレベルの権限を制御します。例えば:
adminとcontent-managerのみがコースを作成できますadmin、instructor、content-managerがアクティビティモジュールを作成できますadminユーザーは登録に関係なく、すべてのコースに対してオーバーライド権限を持ちます
コース登録ロール
Section titled “コース登録ロール”コース内では、ユーザーは別々の登録固有のロールを持ちます:
student- コースに登録された学習者teacher- コース管理の全権限を持つコース講師ta- 限定的な講師権限を持つティーチングアシスタントmanager- コース管理ロールguest- (近日公開) 未認証ユーザーの限定的なコースアクセス権限
これらの登録ロールは、ユーザーが特定のコース内で何ができるかを決定します:
teacherとmanagerロールは、コース設定と参加者を確認できます- すべての登録ユーザーはコースコンテンツを表示できます
- システム全体の
adminユーザーは、登録に関係なくオーバーライド権限を持ちます
ユーザーエンティティ
Section titled “ユーザーエンティティ”User エンティティは users コレクションに保存され、以下のフィールドを含みます:
- 基本プロフィール:
firstName、lastName、bio、email - システムロール:
role(6つのシステム全体のロールのいずれか) - 認証:
password、sessions - 設定:
theme、avatar
二重ロールシステムにより、柔軟な権限が可能になります:ユーザーはシステム全体の instructor(コースを作成できる)でありながら、特定のコースでは student として登録されている場合があります。この設計により、ユーザーは異なるコンテキストで異なるロールを持つことができ、教育機関に最大限の柔軟性を提供します。
